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マダミスやゲーム、たまに日常

【嘘は準備するもの】マダミスプレイのコツ その壱

おじゃまホワイトと申します。

マダミスをそれなりにやってきて、やはり犯人側(黒側)の立ち回りが苦手な人が多いなと感じます。基本的に1シナリオに1人しかいない犯人側は経験数が少なくなってしまうのも大きな要因ですね。

 

今回は、そんな黒側になった時に「これが出来ればそれなりにいける」立ち回りのコツを書いてみようと思います。黒でなくとも嘘をつかなければならない配役もあるので、参考になる部分はあるかと。

(ちなみに、マダミスは基本的に黒が不利に作られていることがほとんどです。上手く出来なくても落ち込まずに物語を楽しむことをオススメします!)

【立ち回りのコツ】

・嘘は事前に作る

・嘘には真実を混ぜる

・バレやすい情報は隠さない

・罪の擦り付け候補を作っておく

 

嘘は事前に作る

その場で咄嗟に嘘をつくことは、現実でもマダミスでも大体バレます。キャラクターシート読み込みの時間の内に、想定される質問には返せるようにしておきましょう。

■ありがちな質問

・「死亡推定時刻にどこで何してた?」

・「最後に被害者と会ったのはいつ?」

・「〇〇(凶器)持ってるけど何に使ったの?」

 

嘘には真実を混ぜる

次は嘘の作り方です。1から100まで全部嘘の情報は、状況証拠や他プレイヤーのハンドアウト内容と矛盾が生じる可能性が高くなってしまいます。一部に真実を混ぜましょう。

例えば、犯人が「今日は被害者とは一度も会っていない」と嘘をつくのは難しいです。被害者の部屋に向かっているところを見られていたりと、犯人特定に繋がる情報は確実に誰かが持っているからです。

なので、「殺害時刻より前に会っている」「短時間、会話しただけ」などと言っておくのがよくある嘘でしょうか。更にアグレッシブにいくなら「会話が終わって離れた後、誰かの足音が聞こえた」なんか言ってしまうと、他プレイヤーに容疑が向くかもしれません。

■補足

嘘の時系列情報は、なるべく他の人より後に出しましょう。作った嘘の時間に本当に被害者に会った人がいた場合、その時点で2択の不利なゲームに持ち込まれてしまうため。

 

バレやすい情報は隠さない

マダミスは推理ゲームでもあり、最後には疑わしい人に投票する"信用"のゲームでもあります。推理に繋がる情報を適度に出していかなければ、信用してもらえません。

特に「その内バレるであろう情報」は先に自分から公開して、推理に協力的な姿勢を見せて信用を得るのも1つの作戦です。(勿論、公開しないことで推理を遅らせるのも1つの作戦)

先程の例で言えば、「被害者に一度会っている」という情報はバレやすいため先に公開し、「殺害した」という情報は隠して嘘をつく、という流れですね。

 

罪の擦り付け候補を作っておく

マダミスはその性質上、犯人以外にも疑わしい行動をする配役が必ずと言っていいほど存在しています。当然推理を突き詰めればその人は白だと分かりますが、一度黒だと思い込んだら潔白だと思えなくなる、というのは人の性ではないでしょうか。

ということで、次の2点を意識して議論に参加するのが良いと思います。

  1. 議論序盤(可能ならキャラシ読み込み中)で候補を1人決めておく
  2. 他プレイヤーが別のプレイヤーを疑い始めたら、候補は捨てて同調する

如何に「推理が合ってる気がしてきた」と思い込ませられるかがカギです。

 

最後に

見返してみると、「前科者か何かかな?」と思ってしまうような内容ですね。まぁ実際犯人のロールプレイをするというのは、犯罪者の気持ちになるということでもありますから、別に悪いことをしている訳ではない…はず!

最初にも書きましたが、マダミスは他の人狼系ゲームなんかに比べても黒側が不利なパターンがとても多いです。だからこそ黒で勝ち切った時は最高の気分になれますが、負けてしまった時でも「その世界で捕まってしまった犯人」を最後まで演じ切ることを大事にしてください。

 

質問等はコメント頂ければ随時確認して返信致します。ぜひに。