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【マダミス考察】メタ推理関連で考えている立ち回り

事前注意

  • 私はマダミスにおけるメタについて、「メタ発言」はNGだが「メタ推理を脳内で行う」のは問題ないと考えています。
  • 今回はメタについてどう思うかではなく、メタを絡めた立ち回り方の話です。
  • 考え方が違うのは全然OKですが、コメントする時は優しい言葉で行きましょう。

 

さて、最近何かと界隈で1つの話題についてみんなが意見を投げ合うことが多いこの頃ですが、こういうのを経てコミュニティは成長するんだなぁとか思ってました。

今回はメタに関連する立ち回り方について、白側と黒側でそれぞれ1つずつ私がやっていることを話してみようと思います。

 

白側:メタ推理から逆算して真の推理を作り出す

ぶっちゃけメタ推理は意識してなくても思考には出てきてしまうことだと思います。ただ、そう思ったはいいがメタ発言はしたくないのでどう周りに信用させて投票誘導をするかが大事になります。

そこでやっているのが逆算です。多くのマダミスでは、犯人は一定の計画を立てて犯行を実施し、そのヒントは各PLのハンドアウトや盤面に散りばめられています。完璧に推理が出来れば、「犯人は○○して△△をした上で殺害した、××はカモフラージュ」みたいな道筋が立てられる訳です。

本来であれば道筋を立て、その道を通れる可能性のある人が犯人として浮かび上がるのが正道ですが、個人的には発言の心象やメタから犯人を仮定し、「だとしたらどう道筋が作れるだろう」という順番で推理をすることが多いですね。

 

勿論デメリットというか必ず成功する訳ではなく、PL視点ではどうやっても犯人を択から絞り込めないように作られているシナリオであったり、メタ推理防止のために作者に逆手に取られることもあるかもしれません。仮定は仮定でしかないので、時間がない状況でなければ他のパターンも考えるべきです。

ただ、このやり方はメタ発言を防止出来るだけでなく、他の人に推理内容を信じさせることに繋がるので割と推奨出来るやり方なんじゃないかとは思っています。

 

黒側:間違ったメタ読みをさせる

「他の人は窃盗などの秘匿事項が透けているのに1人だけ見えないから犯人」といったようなメタ推理は定番です。なのでこれを逆手に取りましょう。

犯人であれば大抵の場合、殺害そのものだけでなく殺害に繋がるものも隠すべき物事として設定しているはずです。凶器をどこから調達したとか、事前に睡眠薬を使ったとか。

これをトカゲの尻尾切りシステムで切り分けて出していくことで、「いやー確かに睡眠薬を盛った"のは"俺なんだよねー」みたいに小さい犯行を認め、完全な白ではないことを敢えて出すことでメタ読みを外すことが出来る可能性があります。

ここまで聞いて誰でもやってるだろと思ったかもしれませんが、大事なのはそのタイミングと出し方を事前に決めておくことです。終盤追い詰められたタイミングで出しても怪しさの助長にしかならないので、聞かれる前に出したり他の人が小犯行を自白したタイミングに合わせたりすると有効になります。

応用編的なところでいうと、他PLの隠し事を自分だけ暴いた時(知ってた時)にそれを自分の隠し事にしてバレちゃった風を装うとか出来たら強いですね。勿論表向きは認めない姿勢を持つのが大事。

 

難点としてはメタ推理されることを前提とした動きなので、RPとしてどうなん?って部分とは折り合いをつける必要がありますし、そもそも人読みの段階に踏み込んでいるので相容れない人は多いかも。

余談

前々から考察系の記事で出してますが、マダミスって「事前に決めておく」ことがクッソ大事だと思うんですよね。嘘をつくにあたっても状況ごとに何パターンの嘘を準備しておけるか、アドリブに組み込める応用性を持たせられるかとか考えるの楽しいです。